【カヤバ珈琲】谷中町入口に立つ大正5年建築のランドマーク的喫茶店
上野方面から谷中へ入る際のランドマーク的存在 カヤバ珈琲 出桁造の軒が特徴的な町家建築 大正5年の建設以降、ミルクホール、かき氷・あんみつ店などを経て 昭和13年(1938年)に「カヤバ珈琲店」となり 谷中のシンボルとして長年親しまれてきた。 2006年に一旦閉店となったが この喫茶店に愛着を持つ地域内外の人の支援を得て、 NPO法人 たいとう歴史都市研究会が借り受け、 2009年にリニューアルオープン そんな歴史ある外観に見とれていたら 一足遅れで満席となってしまった…(◞‸◟) 席が空いたら連絡をくれるとのことで、お向かいの 旧吉田屋酒店 を見学しながら待つことに。 ここは 下町風俗資料館の付設展示場 >>300円で楽しめる下町風俗資料館の記事はこちら 谷中6丁目で江戸時代から代々酒屋を営んでいた 「吉田屋」の建物を 現在地に移築したもの 明治43年に建てられた建物は、 腕木より軒桁が張り出している出桁造で、 正面入口には板戸と格子戸の上げ下げで開閉する揚戸が設けられている。 屋内には、秤・漏斗・枡・樽・徳利・ 宣伝用ポスターや看板など 酒類の販売に用いる道具や商いに関する資料が 展示されている。 管理しているおじさんに尋ねるといろいろ教えてくれる。 わたしが写真を撮る間、つれはおじさんと話し込んでいた(笑) そうこうするうちに電話がかかってきたので カヤバ珈琲へ 大正町家の外観や柱梁、昭和喫茶の看板、 椅子、 カウンターの煉瓦壁、食器など 昔の雰囲気を残しつつリノベーションされた店内 カウンター内の調理場は今どきの設備 女性3人が切り盛り おしぼりは水で膨らむ不織布のやつ □かき氷 抹茶金時 800円 練乳は別添え 量的には昔ながらの一人分サイズ グラスに細長い盛りでめっちゃ食べにくい。 味はごく普通。 〇アフォガード 650円 クリーミーで美味しいアイス2個にエスプレッソ 食べ応えがあり、これはおすすめ プリン食べたかったけど売り切れだったので 本日のケーキ に。 □ベリーのチーズケーキ 500円だったか? いまいちかな 外観と歴史に魅かれてやってきたが 中は思ったほどの趣は残ってなかった。 外から眺めた時が一番のクライマックス。 2階は既存の意匠をほぼ踏襲した座敷とのこと。 機会があればそちらを利用してみたい。 カヤバ珈琲 関連ランキング