【韻松亭(いんしょうてい)】上野公園と共に歴史を刻む、癒しの和食処
明治8年(1875年)創業 上野公園内の和食処、 韻松亭(いんしょうてい) 明治政府による都市公園建設の一環として 公園を訪れる市民の為の飲食施設をと 民間人を選んでいくつか造らせた一つが 韻松亭だったとか。 上野での美術館巡りの際に何度か予約を試みたが いつも一杯だった。 今回はコロナの影響か一週間前でも取れた。 隣には 甘味処、喫茶去 (きっさこ) が 併設されている。 >>喫茶去 の記事はこちら 玄関で靴を預けて上がる。 店内は通路が枝分かれし、各部屋へと続く 玄関左手、扉の向こうの隠し階段は 2階の個室へと続いている。 階段脇にはおみやげの案内も 年季の入った階段を上り 予約しておいた2階のカウンター席へ 美しい緑が目の前に広がる解放感抜群のカウンターは 間隔をあけ、4組のみの案内 室内は掘りごたつ式の和室なっていて 畳の感触が心地いい。 暖簾の向こうの個室が玄関左手から続く個室 料理は豆や豆腐、季節の食材を中心とした 豆菜料理 昼は 茶つぼ三段弁当 1,690円~ 各種 予約できるのは、花籠善 月 2,640円~ 花籠本膳 3,740円(税込) を予約。 生ビール 740円 一の膳 よせ豆富 お造り 茶碗蒸し 湯波刺し 湯波刺し 茶わん蒸し よせ豆腐、ハマチの刺身 全体に優しい味。っていうかやや薄味 二の膳 花籠 出汁巻玉子 鰊甘露煮 茄子 隠元 松風丸十 酢取り蓮根 蟹真丈 南瓜 唐揚 海老 薩摩芋 赤蒟蒻など こちらは甘めのしっかりした味付け。 特別美味しいわけではないが 品数が多く目で楽しめる。 三の膳 揚げ物 豆ご飯 香の物 赤出汁 揚げ物は日替わり 白海老のかき揚げと万願寺の射込み揚げ サックリ揚げたてで美味しい 豆ごはんと味噌汁はおかわり自由 ほっこり甘みのある豆ごはん美味しい 半分おかわり 水菓子 定番の麩饅頭 もっちもちの蓬麩の中にこしあん 青梅ゼリー 爽やか 店からの誕生日プレゼントで 喫茶去でもおなじみの生麩入りあんみつのサービス! 生麩と白玉でボリュームたっぷり。 あざーす<(_ _)> 料理は特別美味しいわけではないが 心配りが行き届いていて ホスピタリティーがすばらしく 非常に居心地がいい。 あんみつ貰ったから言うわけじゃないが こりゃ人気なわけだw 上野の杜を眺めながら のんびり過ごすにはおすすめ。 韻松